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ロマン・チェシレヴィチ 鏡像への狂気展 [■ART]

●HP・・・http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

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美術館のポータルサイトを見ていて、目に飛び込んできた不可思議な鏡像。
これは見に行かねばと思い、【ギンザ・グラフィック・ギャラリー】に足を運びました。
チェシレヴィチはポーランドを代表するグラフィックデザイナー。
彼については今回の展覧会で初めて知ったので、詳しいレビューはかけませんから、本当に思いのままを記します。
鏡像作品以外にも「KAMIKAZE」と題した雑誌に掲載された写真、様々な催しの大型ポスターが並び、そのシンプルかつ大胆な構成、カラフルだけど全くごちゃつきのない配色に一気に心奪われました。
モナリザが人民軍に身を包み、アルブレヒト・デューラーが一つ目になりぎょろりと上向く。

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シュールレアリスムを彷彿とさせる幻想的なコラージュ。
第二次世界大戦や冷戦が彼の人生に陰を落としているのか、作品の全体的に激しい批判を内に秘めた、暗く暴力的イメージがつきまといます(いかんせん作品タイトルやタイポグラフィーがポーランド語なのでよくわからない)

そういった異形の艶めかしさについつい引きずり込まれてしまいそうになりますが、現に戻り客観的に眺めるとそのデザインの素晴らしさに気がつく。
アドルフ・ヒトラーとフセインを=で結ぶ赤の使い方。
モノクロのなかのCMY、隙間を埋めるための色ではなく、一つ一つが際立ってる。
神(キリスト教でいうところの)と悪魔と人間とキリストと仏陀とマホメットを同じ面積で分割して並べた見開き。マホメットだけ白紙という表現に、思わずうなる!(イスラム教は偶像崇拝を禁じているので)

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とにかく一つ目の魔力に取り憑かれたような作品群は、太古の神々の時代のティターンを彷彿とさせる神秘さも持っているし、異形な物を見ずにはおれない人間の、背徳心をも刺激する。
その甘美な罪悪感を味わいながら、蟻地獄に引きずり込まれるような感覚。

また、印刷する際の「網点」が、大きく引き延ばされて一種のリズムや統一感を与えているように思う。
この時代の手法がよくわからず恥ずかしいのだが、これはA4くらいの印刷物をA1より大きく引き延ばした結果なのか、それともシルクスクリーンを原寸で転写した原画を印刷したのかが、わからない。

なんにせよ作品がほぼ「印刷物」なので、近づいてみると網点だらけになるのはしょうがなく、これならば是非コラージュ作品などの原画(原型)も見てみたいと思った。

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2017/6/17 日本代表vsアイルランド パブリックビューイング@さいたま新都心 [■スポーツ観戦]

土曜日はラグビー日本代表のパブリック ビューイング。
さいたま新都心のスーパー アリーナ近くのけやき広場に350人ほどが詰めかけました。
Panasonicワイルドナイツの選手で、今は熊谷市の職員の方と、ご当地アイドルの方が司会進行。
会場ではリポビタンDと小さな巾着袋をくれました!

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↑始まる前のようす

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圧倒的パワーの前にミスを連発して空回り していたJAPAN。アイルランドは特にこれといった天才的なプ レーを誰かがするわけではなく、基本に忠実なプレーを真面目に行うといったチームに思えました。
ジェイミー・ジョセフも怒ってましたが、 もっと突っ 込めば取れたボールを取り損ねたり、ハイパントを取ったのにすぐ取り返されたり、アグレッシブじゃないというか、選手のなかでも気持ちにムラがあるよう に感じました。
ティモシー・ラファエレが怪我して出れなかったのは残念です。
最初のトライは誰? というクイズにラファエレを推してたから (笑)
来週こそはチーム一丸となって一矢報いて欲しいですね。

※ちなみに今回、現地静岡のスタジアムではチケットばらまきで興味のない他の部活の子まで巻き込んで強制動員したようですが、そういう運営は良くないと思います。興味のないものを無理矢理見せると、ファンになるどころか嫌な思い出になりアンチになってしまうと思います。


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↑青蓮で腹ごしらえ

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メッセージ [SF]

満足度★85点


http://www.message-movie.jp/

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■たとえそれが閉じた輪だとしても

深い余韻が胸を満たした。もう一度、ゆっくり見返したい映画

辛い未来が待ち受けているとわかっていても、自分は同じ選択をするだろうか?と自問する。

ヘプタポッドの言う通りだとしたら、人間が互いに争いをやめ、融和をしなければ彼らの未来が危ういということ。
しかし彼らの到着により、人間達は疑心暗鬼に陥り、さらに分断する恐れがあった。
それとも、ルイーズの登場で回避できるということすら、彼らのなかでは折り込みずみだったのだろうか。

ルイーズが持つ「武器」は、彼女が元々持つ能力なのか、ヘプタポッドと (間接的に)触れあうことで引き出されたのか曖昧だと感じたし、未来がわかってしまうということは、全宇宙の運命は決められたものであるのか?という疑問も湧く。
しかしそんな些末なことよりも、ルイーズが我が子を失うとわかっていながら、それでも精一杯愛することを決意する場面に心を揺さぶられた。
子供のこと、今目の前にある危機、全ては「今自分ができる最善のことを行う」というルイーズの行動に集約されていく。

宇宙は閉じた輪だとしても、その輪はヘプタポットの文字のように蠢き形を変えるかもしれない。
これからのルイーズや人類の選択によって、未来が変わっていくのだとしたら?
ルイーズがイアンに余計なことを言わず、二人がずっと一緒にいたら?

【インターステラー】でもキーワードだった愛。人類が情愛をもって最善の選択をしていけば、未来は明るいのかもしれない。 たとえそれが極論でありそして理想論だとしても、憎しみで社会が分断の方向に世の中が向かっている中、こんな風に希望を持たせてくれる話があってもいいと思った。

インターステラー [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray

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秩父宮みなとラグビーまつり2017 [■スポーツ観戦]

■みなとラグビーまつり

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みなとラグビーまつりで、女子ラグビークリニックに参加!
元ラガーマンでメダリスト岩崎恭子さんの旦那の、齊藤祐也さんが指導してくれました。
パス、ラン、ラン&パス、ミニゲーム、たった一時間で滝汗。
何でもないところで滑るわ、全速力で走っただけで転びそうになるわ、日頃の怠けた体が悲鳴をあげました。
とっても貴重な経験をさせて頂きました!


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■秩父宮フレンドシップマッチ2017

午後、去年のトップリーグ王者SUNTORYサンゴリアスvsスーパーラグビーのワラターズの試合も観戦。
クリニック参加者は500円でチケットをくれたので、とってもお得!
ビール二本空けただけで、疲れで後半睡魔と闘い、余計疲れました(笑)

今回は特別ルールで、選手交代 は自由に行われたため、畠山選手などが惜しみ無く、野球で言うワンポイントリリーフのような使われ方をしていました。
中靏選手は交代そうそう相手のトライを防いだし、松井千士選手は相手を翻弄するような素早いランで湧かせてくれました。

田村選手がコンバージョンキックを邪魔されたことが悔しいですね。 モーションに入ってからが長かったので、相手に蹴られてしまいました。その前にも一回やられそうになっていたので、もっと警戒すべきだったのでは。
ワラターズは主力が休んでいたので、日本のリーグ王者として勝利してほしかった。
最後、垣永選手が悔しそうに空を仰いでました。勝つ準備をしてきたからこそ残念でしょうね。
キャプテンの日和佐選手、サンウルブズ時代が懐かしい(笑)。

ちなみに最後は選手同士がユニフォームを交換していましたが、パンツまで交換してる選手がいました。
ビキニパンツは 「Budgy Smuggler」。サンウルブズのウィリー・ブリッツも愛用しているブランドです。
やっぱり流行ってるんですね。
ウィル・スケルトンは交換したユニフォームがきつすぎて、胃の辺りが苦しそうでしたw

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↑久しぶりのノーサイドハヤシライス

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↑パンツまで交換

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↑ユニフォーム交換したウィル・スケルトン

●余談

前述の「みなとラグビーまつり」に「ときめき宣伝部」が呼ばれてました。目的に叶わないアイドルを呼ぶイベントに最近出くわすことが多いのですが、こういう手法は的外れだなぁと思います。
まず、アイドルファン達はラグビーに興味を示さず、アイドルだけを見に来ている。
「ラグビーファンを増やす、ラグビーに興味をもってもらう」というターゲットにはなり得ません。
目的はあくまでアイドルですから、彼女たち見たさに場所取りをし、彼女たちのステージが終わったら消えてしまうので。

 「通りがかりの人にもラグビーに興味をもってもらう」これも、アイドル自体がラグビーファンでもないから、何のアピールにもなっていません。
「ラグビーに詳しくないけど、ラグビーまつりやってるから来てみた」という人たちが、ラグビーに触れることのできないイベントで満足するでしょうか。
もちろん集客だけすればいい、飲食だけしてくれればいい、こういう考えであれば成功とはいえるでしょう。
でももし、本気でそのスポーツの未来を考えるのであれば、ラグビーVRの体験コーナーを設ける、控えの選手による握手会や、スクラムを組むなど選手の凄さを体感できるイベントにすべきではないでしょうか。

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ブリューゲル「バベルの塔」展 [■ART]

●HP・・・http://babel2017.jp/

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ブリューゲルの「バベルの塔」の油絵は、思ったより小さかったです。
フェルメールの時も同じことを思ったのですが、フランドル絵画は室内装飾として発展した面もあるので、教会用のそれよりも小さい絵画が多いですよね。
だからかはわかりませんが、バベルの壮大なスケール感では画面が窮屈と感じるくらい小さかった。
勿論それで絵画の素晴らしさが損なわれているわけではありません。 オペラグラスでつぶさに見ていると、色々な発見があって面白い。人物から割り出すと塔の高さは500メートル、面積は東京駅周辺がすっぽり入る位の大きさでした。
また、隣接している映像コーナーでは、バベルの内部構造にフォーカスしたCGが秀逸でした
滑車や人の動きを再現しているので、バベルが本当にあったら・・・と具体的に想像でき楽しいです。

しかし、ブリューゲルがこれほどボスの影響を受けているとは知りませんでした。
ボス没後50年後にボス・リバイバルがあったようで、ネーデルランドの画家たちはこぞって模倣したそう。
ヒエロニムス・ボスのモンスターたちは日本の妖怪のようにグロテスクだけど滑稽。この不穏さが大好きです。
今回は銅版画が多かったので、A3ほどの大きさの画面にみっちり描き込まれた異形の者たちを目で追うだけで、日が暮れそうです。

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↑ブリューゲル「聖アントニウスの誘惑」

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↑ヒエロニムス・ボス「快楽の園」部分

展覧会の構成は、木像の聖人彫刻群から、アカデミーの技法を習わずに発展した職人画家たちの時代を経て、イタリア留学などでアカデミックな技法を得てやっと洗練された絵画へと変貌するネーデルランドの絵画の歴史を追います。
最後にはボスやブリューゲルに結実するんですよね。
ボスは正統派というよりは凄く特異性がありますけれど。

それまでバベルに挑戦した画家達がスケールを描ききれなかった事に対し、ブリューゲルがやっとこさ表現できたことで彼の素晴らしさを褒め称える展示になっていましたが、私はバベルにデジャブをずっと覚えてたんですよね。
それが何かをやっと最近突き止めたのですが、それは「サザエ」。
緩い傾斜の螺旋といい、所々窪んでいる穴など、バベルにそっくりだと思いませんか?
案外、ブリューゲルは自然界からヒントを得たのかもしれませんよ!


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余談ですが出展作品中に【聖カタリナ】と【聖クリストフォロス】が頻出。
カタリナはローマ皇帝に背きキリスト教に殉じたインテリ女性。 クリストフォロスはキリストを背負った川の渡し守。
厳かな宗教画と思いきや、幼児キリストと巨人の後ろにボスワールドが炸裂。
卵の殻のなかに住まう小人やらが楽しげに描かれています。
ブリューゲル展といいつつ、中身はボス展といって過言ではない展覧会でした。

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↑バベルを彷彿とさせる、全く関係ない現代アートの展示


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↑HIBIKIでお茶を楽しみました

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