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古代エジプトの「カー」はスタンドぽい [■ART]

■黄金のファラオと大ピラミッド

●HP・・・http://www.tbs.co.jp/pharaoh-egypt/exhibition/

黄金のファラオ.jpg

毎年のようにエジプト系の展覧会がある。
毎度毎度のことですが、古代エジプト史は範囲が広すぎて、余程印象的な「ブツ」がないと記憶が混乱する。

展示する方もグッとタイトに絞ってほしい。
今回は、第1章~第4章までは古王国時代の前2589~第6王朝の時代くらいの遺物が多く、第5章では中王国~新王国に下り比較的わかりやすかった。古王国のピラミッド技術が凄すぎて、千年以上経過した後の新王国の技術発展や文明成熟度がいまいち実感できない。
エジプトでは古いピラミッドを再利用していたこともあるというし、エジプト史後世では古王国時代のピラミッド技術は既に失われた技術だったのでは。

現代人が、ピラミッドすげー!と思うのと同じで、紀元前2世紀のビザンチウムのフィロンも【七不思議】と記すのだもの。
本当は「不思議」は誤訳で「必見の物」という意味らしいが、どちらにしてもスゲー!と思ったことは間違いない。
本当に文明の栄枯盛衰って、不思議よね。
本当の古代エジプトの姿は、誰も想像もつかないものだったりして。

正方形の石に体育座りで埋まり顔だけ出している【ヘテプの方形彫像】がひときわ目に焼き付いた。
【カフラー王】像の玉座には、下エジプト(北部)を象徴するロータス、上エジプト(南部)を象徴するパピルスが結び合わされたシンボルが。
【メンカウラー王のトリアード】には、キリスト教に三位一体として取り入れられた根源をみることができる。
【アメンエムオペト王の黄金のマスク】は三大黄金マスク。アイラインまで象嵌というから凄い。非対称な造形が、やけに生々しくて、正面からはその視線に射抜かれるようだった。

方形彫像.jpg

来世を夢見るエジプト人。
供養碑のステラ、ミイラの臓器入れカノポスなどお馴染みのものもズラリ。
牛の頭、パンケーキのようなもの、鴨の丸焼き、牛の足が彫られている確認できたステラも。
生まれ変わるのに、豪勢な供物を捧げたんですね。
【身代わりの首】という石灰岩でできた小ぶりの彫像は、用途や意味が不明なものだそうだ。

カーは自分の分身であり、精霊とも呼ばれるいわゆる幽体のようなもので、バーは体を抜け出た魂と説明するのが一般的だが、本当はカーとバーを日本語に当てはめることは無理なのだそうだ。

なんかこういうの日本にもいた気がするけど…と考えてたら、思い出した!
ジョジョの奇妙な冒険】のスタンドだ!カーにぴったりじゃないか。
今度から自分のなかでは、そういうことにしておこう。
無力なスタンドってことで。

最後、死者の書で一躍人気者になったメジェド様が、ゆるキャラとなってグッズ展開していたのは笑った。



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  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2003/06/12
  • メディア: 文庫