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帰ってきたヒトラー [クライム・サスペンス・社会派ドラマ]

満足度★85点

ヒトラー.jpg

■(笑)のなかにヒヤリハット

http://gaga.ne.jp/hitlerisback/

ヒトラー風刺映画では最高の出来。
タイムスリップしてきたヒトラーがコメディアンと勘違いされたまま、ドイツ行脚するというセミ・ドキュメンタリーや、劇中劇も取り入れつつ、大笑いさせて最後はぞくっとさせる。ヒトラーの存在が悪いのではなく、ヒトラーを欲した国民が悪いと自戒しつつ、じゃああんたの国は大丈夫か?と問いかける。

とにかく、ヒトラーで使えるアイデアをてんこ盛りに盛り込んだ。
テレビで有名になるだけかと思いきや、その前にロードムービーを取り入れるとはおもわなんだ。
ヒトラーになりきる変な男との旅は、思いの外楽しく充実して、彼を拾ったテレビマンも観客も気持ちが歩み寄ってしまいそうなところ、噛みついてきた犬に「ズドン」で目が覚める。
いやいや、やっぱりこいつはヒトラーだったと。

セミ・ドキュメンタリーで垣間見えたのは、ヒトラーはまるでアイドルかのように人気者で、国民は移民問題に憤り、あのときのように強い指導者を求めているということ。

そしてこういう混沌とした情勢に、ヒトラーは生まれやすいということ。

本物のヒトラーと見破ったのにも関わらず、頭がおかしいと精神病院に入れられてしまう男のように、少数派の意見は黙殺されてしまう。

テレビで人気者になり、犬の射殺映像で人気が急低下したあと、この話の顛末をどう落とし前つけるのかと思っていたら、自伝(他人にとってはフイクション)を書いてベストセラーになるという映画的に完璧な落ちまでつけて、ヒトラーの独白でショーに幕を降ろす。

ヒトラーに対する世界の思いは複雑だ。反ユダヤ主義のスケープゴートになったとも、悪しき先導者とも。
全員の中にヒトラーはいる、という劇中の台詞が心に刺さった。きっと、それが真実に一番近いだろうから。


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オオカミは嘘をつく [クライム・サスペンス・社会派ドラマ]

満足度★65点


オオカミは嘘をつく [DVD]

オオカミは嘘をつく [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • メディア: DVD

 

■オオカミはオオカミだった

イスラエル版タランティーノ…っぽくしたいのかもしれないが、話にはそれほど捻りもなく。

冒頭のスローモーションのかくれんぼ、不穏さを醸し出すかっこいい音楽から傑作になる予感と期待を持ったけれど、さにあらず。登場人物の属性があまりにどストレート。

大体、容疑者、刑事、被害者の父親の三人しか出てこないわけだから、消去法でいくと真犯人は容疑者に決まってしまう。
あるとしたら刑事で、自白を強要して潔白の人間に自分の罪を被せようとしているという線も考えられなくもないけれど、其れを匂わせるような伏線も演出もなし。

容疑者が拷問に耐える様子に、本当に犯人ではないのかな?とチラと思うこともあったが、まあそれだけ。

なぜ容疑者が容疑者とされたのか、なぜ刑事や被害者の父親は犯人だと確信してるのか、その根拠が明示されていないので、ただ単に我慢のしくらべっこに終始してしまっている。誰しもが狼の可能性がある…というような、人間の業を描くこともなく、狼は狼だったのね、で終わりました。

むしろ被害者の父親のサイコパスぶりや常軌を逸した行動がおもしろい。
拷問途中でもケーキの仕上がりを気にしたり、家族からの電話に何事もなく出てしまったり。
更に彼の父親が登場したときは、拷問吏が二人になって(笑)、容疑者には同情を覚えた。

拷問のなかのユーモア、そういった緩急で展開の先が読めない面白さはあるにはあった。
音楽の使い方もかっこいい。
イスラエル人によるアラブ人への偏見なども折り込みピリリとした悪意に満ち、クライムサスペンス好きな人を引き込むエッセンスはあるとは思う。

関係ないが、被害者の少女達の頭部も見つけられず、刑事の娘の死体も見つけられず、暴力を振るうしか能のない警察官。世界中こんな奴ばっかりだったら嫌だなぁ。


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砕け散るところを見せてあげる [■BOOK・COMIC]

満足度★65点


砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

  • 作者: 竹宮 ゆゆこ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/05/28
  • メディア: 文庫

■工夫はされているが、ラノベを払拭しきれていない

 

一人称の視点を変えた小説。
一読すると語り手が変わったことに気がつかないため、混乱するが、時系列が変節した箇所を読み返すとすぐに気がつく。

冒頭から親子のコントまでが主人公の清澄が死んだ後の玻璃と、2人の息子(真っ赤な嵐)の話。
その後の回想が、高校時代の清澄と玻璃の話。

玻璃は、父親から受ける虐待と学校でのいじめなど、辛いことは全てUFOのせいだと現実逃避している女の子。なので、成り行き上父親を殺してしまったことを「UFOを撃ち落とした」と表現されます。
そして、そのUFOを撃ち落としたことで「死んだのは二人」と大人の玻璃は言います。その二人とは…

  • 玻璃のお婆ちゃん⇒人差し指
  • 玻璃のお母さん⇒中指
  • 玻璃の父親⇒親指(玻璃が殺す=玻璃のUFOを撃ち落とした)
  • 清澄⇒薬指(玻璃を助けられなかった後悔から?水難者を助けて溺死=自分のUFOを撃ち落とした)


ということで「UFOを撃ち落としたことで死んだのは二人」、玻璃の父親と清澄。

ここまではただの事実を紐解いただけで、ここから先は「何故清澄の心に新しいUFOが浮かんだか」という疑問を、私なりの解釈で書いていきます。

清澄は、父親殺しというもっとも深い業を玻璃に背負わせたこと、また結果的に助かったとはいえ、自分自身の手で玻璃を助けられなかった不甲斐なさからか、後悔の念を背負ってしまう。
それを⇒新たなUFOの出現と表現

名前を変えた玻璃と「俺たちは再び出会ってしまった」ため、二人は共に清澄の母も含めて三人で暮らす。
しかしそれは名前を変えた「新しい」玻璃であって、あの日のことをなかったことにした仮初めの玻璃。
玻璃も清澄のUFOは見えていたことから、彼の思いは痛いほどわかっている。

清澄はずっと玻璃と名前を呼んでいなかったことから、あの話は新しい玻璃の心の中に封印していたのだろう。
でもそれでは清澄の気持ちは報わず、助けられる命を助けたいというhero願望は消えなかった。
そして、偶然水難者を目の当たりにし、助けに入ったとき、自分のUFOを打ち落とすことができた…。

もしかしたら、UFOは清澄の恐怖心の具現化されたものかもしれない。
玻璃の父親に半殺しにあったあの日、本当は死力を尽くせば動けたのに、彼はどこかで諦めてしまった。殺される恐怖におののいた彼は、玻璃の父親の影に(存在しないにも関わらず)怯えて生きていたのかもしれない(一種のPTSD?)、ともとれる。

ただこの解釈もストンと腑に落ちない。ただの後悔なら一生玻璃の側にいてやればいいわけだし、heroになりたいことへの妄執なのだとしたら、…それにとらわれて、結局新しい玻璃も置き去りにしたことになる。
いずれにしても愛する者を置き去りにして1人逝った清澄に、あまり私は共感できない。

他のレビューで「スマホが光った」のはどういう意味か、と書いているひとがいましたが、あれは玻璃の息子からだと思います。
この描写以前に彼から「台風中の天気レポーターとしてテレビに出る」と着電があったことから、再び無事を知らせる着電があったことを示唆しているものだと思う。

「真っ赤な嵐」という表現は産み落としたときの状態や、新しい生命の比喩だと思いました。
砕け散るところを~というタイトルは、もうそれこそ直接的に父親の頭蓋骨というか、UFOを打ち砕くことでしょうね。

評判の悪い帯の文言の意味は、ただ単に死んでもその細胞は息子に受け継がれているということなのでは。
駆け抜けるように読めるいいお話ですが、ちょっと比喩が陳腐なきもしますし、全体的に台詞が青臭くてラノベ感があります。
筆者はラノベ界で人気だった方のようですね。

そのため、帯が大言壮語だと思われます。ハードルは上げなくていいと思います。
私は清澄が、殺されかけた時に必死で指を上げる場面で、胸をキュッとつかまれました。


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7/2 スーパーラグビー サンウルブズvsワラターズ @秩父宮 [■スポーツ観戦]

●サンウルブズ公式サイト ・・・ super-japanrugby.com/

■ファン交流会の権利GETまで


国内最終日はイベントが目白押しでした。絶対参加したいイベントは2つ!
・試合後のファン交流イベント
・写真撮影会

ファン交流会は「レプリカジャージ着用」or「浴衣着用orマン ウィズ ア ミッション コラボTシャツ購入」で各々150名、計先着300名のみ、11:30からファン交流会 参加の証であるリストバンドをもらえるというもの。

公式サイト発表時の疑問点。
①ジャージ着用者の列、浴衣着用者&コラボTシャツの列は別なのか?
②コラボTシャツと浴衣着用者の配分は?
③この2つでサービス(選手が入れ替わるなど)が違うのか?

よくわからないので泣く泣く浴衣をやめて、ジャージにして早めに行きました。
結局浴衣組、コラボTシャツ組と、ジャージ組とで列を3つに分けて待機させていました。
しかもコラボTシャツは、1人5枚までOK?!
そんなの聞いてないよ~というどよめきが。多過ぎます!!

コラボTシャツ組と浴衣組の計150人の配分は一体どうカウントしていたのでしょうか…?

浴衣組は洋服の上に羽織るという荒業の人も。むー、フィールドに入るときにはリストバンドさえあれば、それがコラボTシャツ組なのか浴衣列で並んでいた人なのかわからないので、着ていなくてもいいんでしょうねぇ…失敗したなぁ…
私も浴衣着てフィル様とカークと撮りたかったよ~。

それよりもムムムなのは、子供だけ浴衣着せて自分は洋服の付き添いの親。
あれがカウントされていたら、コラボTシャツに並んで買えたとしても、人数制限で参加出来なかった人が可哀想!
あと、物凄く時間が経過してから合流する人とかね。(横入り)
ズル防止のためにも整理券にしてほしかったなぁ、熱中症も防げるし。とにかく暑かったよ~

とにかく晴れてリストバンドをGET(それが紙素材だったので汗で千切れるんじゃないかと心配しました)、ようやくひと休みしたら②の写真撮影会のためにバックスタンドへ。

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↑朝から列!

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↑オオカミ遠吠えコンテストも。上位3人はハーフタイムにTシャツバズーカができました

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↑泡風呂に入るとヨーヨーとかポップコーンもらえる夏祭りコーナー

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↑選手インタビューブース

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↑ゆりーと (東京都スポーツ推進大使)
毎回、
RWC2019・東京オリンピック2020の宣伝をしています。大変暑い中ご苦労様です!
今回はジャパンジャージとラグビーボールを付けてない通常バージョンでした。


■撮影会
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↑選手到着前の撮影エリアの様子

これはもう、先着順に並ぶのみです!バスが遅れて15分待ったあとに堀江、井上、具、村田選手が登場! 当たり前ですが、怪我か控えの選手ですね。
撮影してくれるstaffにカメラを預けます。
最初は三組ずつ入れさせてたけど、結局各々のスマホかデジカメで撮ってくれるので、他人のカメラに無駄に写りこむだけで意味ないじゃん…と見ていたら、堀江選手らもそう思ったらしくて、staffに助言してくれてすぐ一組ごとの撮影になりました(笑)
staffより選手の方が気が利きます。というか、こういうイベントに慣れている気がしました。

■試合
前半PGで得点を重ねたり、フィル様の超ロングキックも決まったりと湧きに湧きましたが、後半一点も取れず…と、力の差が露呈。得点できそうで勿体なかった場面はフィル様のスローフォワードと、後半80分のホーンの後の矢富選手22メートル付近でのパス。あのまま突っ込んだところを見てみたかった。

ミフイポセチが体力がないのか、守備でちょっと頼りない、すぐ抜かれる。
チームが心折れてずさんなプレーになったので、ファンから叱咤激励の声が飛び交いました。
リアキ・モリは声援を受けると鼓舞されるように一踏ん張りする(ような気がする)。
とにかく後ろからフィル様が怒ってました。スクラムは負けていないと思う。

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↑試合前の催し、阿波踊り

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↑ボールを見つめるハマーさん

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↑エドワード・カーク!

■ファン交流会

用意された時間はたったの10分!(リストバンド貰ったときに、必要事項の紙に記載)

バックスタンドに16:15集合。20分くらい待たされたので、その間のセレモニーが見れなくて少し残念。ハマーさんの最後のスピーチ聞きたかった。
浴衣&コラボTシャツ組から通される。入れ替えに入ったらハマーさんがいない!
そして一番お目当てのカークが自由席スタンドでサインしてる!
そしてなぜかアマナキ・レレイ・マフイもいた!交流会外の選手の方も気になる!

フィル様に並んでいたら、まだ一人目なのに「もうすぐ終わりです」の声。
連れはデレック・カーペンター、私はフィル様、どちらか早く終わった方が駆けつけて一緒に写真を撮る作戦に。
私のお目当てのカーク、フィル様、デレック・カーペンターの外国人トリオのコンプはなりませんでしたが、安藤さんや木津さんとも写真を撮れました。

いい経験でしたが、すぐにスタッフからの剥がしが始まったので、とにかく慌ただしく目まぐるしく…あのスーパーラグビーのロゴマークの芝生の上で寝転んで写真を撮るのを忘れました!
せっかくフィールドに入ったのにもったいないです。色々、準備不足と情報が足りず少し後悔です。

来年もまた応援したい!


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代々木「palabola」  [■グルメ]

●HP・・・http://www.yoyogi-parabola.com/

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代々木のイタリアン「パラボラ」で友人と夕食。
とても居心地のよい、ゆったりと過ごせるレストランでした。

最近、お店にあれば注文するポテトサラダ。
「大人のポテトサラダ」というネーミングはいつから流行ったのだろう。
パルサミコソースがお皿の周りを彩り、それに絡めて頂きます。
少しビターな、老若男女一般受けするサラダとは違う、確かに大人向けの味でした!

ニョッキのゴルゴンゾーラ、期待を裏切らない。
エビのアヒージョはプチプチと油が弾ける音がする。噛み締めるほどに油とにんにくの味が広がる。

程よくまったりできて、代々木、穴場かも。

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