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ホワイトジャズ [■BOOK・COMIC]

満足度★90点


ホワイト・ジャズ (文春文庫)

ホワイト・ジャズ (文春文庫)

  • 作者: ジェイムズ エルロイ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/06/10
  • メディア: 文庫

 

■ 毒をもって毒を制すとは

文化の日。
エルロイの「ホワイト・ジャズ」読了。

LAコンフィデンシャル、ブラックダリアの記憶をほじくりかえす。
様々な人物と思惑が螺旋になり、それはしぼむどころか大きな竜巻となって、周囲を巻き込み蹂躙しながら昇華していく。
疲れ/毒気にあたられ、でも不思議な活力をもらう。抗えない魅力。

自分を嘆くだけの害のない引きこもり気質の人間より、精力的な害のある悪人を好む自分を再発見。
人生に意味を求める=他力本願、人生に意味を見いだす=能動的。
前者は近年の邦画に多く、後者は米映画に多い。だからか惹かれない邦画が多い(要するにへたれが多数登場し、暗い)。

ダドリー・スミス、これだけの精力的な悪を他に知らない。そして憎めない。


ブラック・ダリア (文春文庫)

ブラック・ダリア (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1994/03/10
  • メディア: Kindle版

 

LAコンフィデンシャル(上) (文春文庫)

LAコンフィデンシャル(上) (文春文庫)




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11/26練習試合 クボタスピアーズvsホンダヒート戦 [■スポーツ観戦]

https://t.co/nzB8jdF3nj

この試合を見学しにいきました。
朝は寒かったけど、日中は上着要らずのポカポカ天気!

ありがたいことに、インスタントコーヒーの無料サービスがありました♪
受付の方と雑談しながらポットからジャー…とても牧歌的。

ホンダの方が先にグラウンドに姿を現す。三重から遥々やって来てるんですね。大変だ(;^_^A

試合は前半後半でメンバーをフルチェンジ。ホンダの方は、メンバー公開を控えてました。
前半、クボタリードで折り返すも後半点差を詰められる。結果的に勝利しましたが、全体的にノックオンが多かったかな。外国人のテスト生二人が以外と活躍してました。一人はバックス、もう一人はフォワードだったかな。

後半冒頭で、スコア係が点を前半後半に分けず、合計点で表示し始めたので、観客席はややざわつきました。すぐ直りましたけど、なんだったんだろう。ちょっと面倒だったのでしょうか?それか点数パネルが足りなかったとか?

それよりアイヴスハッティングの二人がボール拾いというなんとも贅沢な光景を間近で見ることもでき、心の中は狂喜乱舞。

試合後のファン交流。
地元のラグビースクールの子達が、先生の号令と共にわっと駆け出す(笑)彼らは試合後にラグビークリニックがあったらしいです。女の子もいましたが、とても規律良く、ハキハキと喋る。指導がよければスポーツは人格形成にとても効果的。

私はフォワード選手を軸にサインを頂き、ピーターオズボーンの餅つきコンビにも突撃。オズボーンは次の日も餅つきに参加してました(笑)

地域との交流を積極的にするのは素晴らしいですね。
オズボーンは、写真をとるときとっても人懐こい笑顔、トゥキリは逆に目を見開いてちょっと怖い(笑)
マット・サンダースはなぜか裸足になってました。どんだけ野性。短い髪もお似合いでした。

シャトルバスも出してくれるし、地域とも密接ですし、クボタは特に力を入れてるのかもしれないから全体的にはなんともいえないけれど、ラグビーに関しては私はプロ化しなくてもいいのではと思いました。
プロでは厳しい実力の人は、引退後もその企業で働くことができ、実力のある人はプロ契約して活躍の場を広げればいい。混在していることによって、一種のワークシェアリングのようなものが出来上がっている気がする。そしてこのファンとの距離感がいいですね。


■ラグビー日本代表戦vsジョージア戦at秩父宮パブリックビューイング

18:00につくも空いておらず、誰もいなかったのですが、18:30に戻ると長蛇の列!
一体この30分に何があったのか?

入場時に一人ずつ、ポンチョとカイロを選手の皆さんが並んで手渡してくれました。
カウントダウンもしてくれて、何かと盛り上げてくれて。

試合前に、19:15~45分ごろまで、5人の選手による試合展望がありました。
タッキー登場、人気者。大野、立川直道、金しょうけい、瀧澤らが正面入り口に向かって右手の簡易ステージでインタビュー。

Q)見所
タッキー・・・スクラムが勝負を分ける。
立川・・・ブレイクダウン。特にアタックのブレイクダウン。ジョージアはモールが強いけれど途中スローダウンすると思うので、そこを乗り越えれば。
?・・・ラインブレイク。
金しょうけい・・・1対1の対応。ジョージアの選手は体が大きくて縦に強いので、そこをどう接するか、どう対処するか。

Q)注目する選手は?

立川、アマナキ・レリィ・マフィ、7番の選手

Q)タッキーの髪形ヒストリーは?
タッキーの髪形は地毛!(笑)何もしてない、伸ばしただけ。

Q)この時間の選手の状態は?
大野…試合前に泣いたことはないが韓国戦、君が代が流れたときは泣いた。

Q)ワンチームになるためには
?…ロッカールームで自然に円陣を組むようになったら、本物。
?…時間がたてばワンチームになる

途中マイクの調子も悪くなって、ほぼ聞き取れてないやん!
しかし選手の熱い気持ちは伝わりました!!


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天皇の世紀 [時代劇]

満足度★90点

天皇の世紀 DVD-BOX  (4枚組)

天皇の世紀 DVD-BOX  (4枚組)

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2010/12/21
  • メディア: DVD

 

大仏次郎の著書のドラマ化。
表題は幕末の尊王思想を転じたものだと見受けた。
現在の有名人がごそっと出ていてみごたえあり。
水戸天狗党から、高杉晋作の奇兵隊まで、幕末の動乱っぷりが手にとるようにわかる。
中でも面白かったのが、勝海舟が咸臨丸でアメリカに渡った時の、旅の過酷さをみっちり描いた一編。
船酔いとの戦い、水兵とは名ばかりの、航海に無知な侍たち。
抽象的な大義名分など上っ面だけをなぞった幕末物とは違い、大きなうねりの一部分をつまみ出し、刹那細かな人間模様を描いた秀作。


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大統領の陰謀 [クライム・サスペンス・社会派ドラマ]

満足度★70点 

大統領の陰謀 [Blu-ray]

大統領の陰謀 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray









■記者の執念

世にも有名なウォーターゲート事件、陰謀をあぶり出した2人の記者の物語。
今年は「スポットライト」に続き、おそるべき執念で権力に楯突き、くらいついていく記者たちの良質な映画を見た。

題材が神父の性暴力だったこともあり、スポットライトの方が記者の正義感がより強く出ていた気はする。

見逃してしまいそうな些細なことがらから推理を働かせ、その裏にひそむ陰謀にたどり着くそのさまは、警察官や刑事と似ている気もする。
ただ、刑事の方ははっきりとした終着点があるので肩の荷も下りようが、記者の方はよしんば記事を書き上げたとしてもその記事が世に出ない可能性もあり、また、出たとしても世論という曖昧模糊としたもので反応を感じるしかないので、自己満足の落としどころが難しい。よく心折れず自分等を信じ続けられたと思う。

しかし、情報源である人物「ディープ・スロート」はいかにも怪しい(笑)
一般人にとっては、「ある関係者筋」など書かれると、週刊紙のようでいかにも胡散臭いと感じてしまう。
でも情報源の命の危うさ・社会性制裁が加えられる可能性を考えると、しょうがないのだよな…報道の葛藤、難しさを感じる。書いた二人よりも、主幹が大きな決断をしたなぁと感心した。

ウォーターゲート事件とニクソン退任までの世論は一過性の物であって、それが国内外の諜報合戦の抑止にはならなかったかもしれない。
しかし政府にとっては「以前から当たり前に行われていた必要悪」を、当たり前だと思ってはいけないという倫理観を、民衆には植え付けたのかもしれない。


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ビルマの竪琴 [戦争ドラマ・戦争アクション]

満足度★70点 

ビルマの竪琴 [DVD]

ビルマの竪琴 [DVD]

  • 出版社/メーカー: フジテレビジョン
  • メディア: DVD









■慰霊にみる人間らしさ

積み上げられた死体、密林に放置された死体…

無造作に放置された死体からは、人間だったという痕跡が、まるで感じられない。
たくさんの感情と言葉と時間が重なって築き上げられた唯一無二の存在だったことさえも、そして、彼らと感情を交歓しあった人たちがいたことさえも、感じることはできない。

無情さと自然における人間の小ささと、その大きな世界の片隅で殺し合っている行為の虚しさと。

ビルマ人にそっくりの日本兵が、ビルマの僧侶のふりをして、巡礼の旅に出る。
彼が供養したところで、何かが救われるわけではないけれど、それでも供養せざるをえない気持ちになるのが人間なのでしょう。
例え彼の名前が後世に伝わらなくても、ビルマという地で日本人のために誰かが供養をした、ということが伝われば、誰かの救いにはなるかもしれない。

――日本式の納骨に、その思いが込められている気がした。


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わが命つきるとも [歴史絵巻・文芸作品]

満足度★75点

 

わが命つきるとも [DVD]

わが命つきるとも [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD


■権力におもねらない高潔な人物

「王の僕の前に、神の僕である」

トーマス・モアの主張は、一神教を擁しない日本人にとっては、融通のきかない頑固者としてしか目に映らないかもしれない。

しかし、彼は敬虔な信者という立場から頑なに拒絶したというよりも、イングランドの行く末を案じる一人の政治家としての立場から拒絶を強めたのだと思う。

国王が教会に圧力をかけて再婚を認めさせるということは、カソリックの教義をねじ曲げるということと同じことであり、それは宗教で統制している国民の道徳心や倫理観を揺さぶることになる。

ユダヤ人は、神はモーセを通して我々と契約したという概念なのでキリストを救世主または預言者とは認めない。
それと同じように、カソリック信者も教義に基づき行動すべきであるというのは至極全うな意見であり、王に是か非か問われれば、当時モアでなくても心中では反対する人がほとんどであっただろう。

もちろん私は、それほどまでして守らねばならぬほど宗教が大切だとは思えないし、国主が禁忌を破ったからといって、自分の倫理観が崩壊するほどの衝撃を受けたりはしない。

それは生きている時代と国と人種が違うから言えることであって、この時代に身を呈して権力におもねらず死を選んだトーマス・モアの覚悟は、やはり凄いことだと思う。

それよりもあの手この手で彼を凋落させた者どもの執念に呆れる。モアは政界を下野して平民に退いているのだから、本来であれば放っておけばいいのだ。
それを許さず、また恐れをなしたのは、王ヘンリーの執着と愛しみがあるからだろう。その愛が憎しみに転じ、周囲の人間を動かした。
逆説的に、モアがいかに高潔だったかが伺える。
ヘンリーは一番信頼できる人物を殺してしまったのですね。


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ラグビートップリーグ10/25,日本代表11/5 [■スポーツ観戦]

■10月25日トップリーグ

2週続けてラグビー観戦。
キャノンイーグルスvs宗像サニックス、神戸製鋼vsNECグリーンロケッツ。

カーン・ヘスケスがいるのと、企業の知名度が低いので、何となく弱小?びいきで宗像サニックスを応援していました。
キャノンはサンウルブス組が多いですが、強さを発揮したとは言いがたい試合内容でした。

NECに神戸製鋼が負けるとは思いませんでした。
全体的な印象は、神戸が愚直に直進攻撃をし続けて策がなかった感じ。ノックオンポロポロも多かったですねー。
田村優がバンバンPG決めてましたね。
ランキングが接戦している2チーム、神戸が負けたのでもう優勝争いからほぼ脱落でつまらないですね。

気がついたことだけど、キャノンイーグルスは、スクラムの際、1,2,3,4,5というんですね。
ファーストスクラムで芝ぐちゃぐちゃに。秩父宮の芝生はいつも受難(笑)

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↑初お目見えのラガーリス!かわいい!

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↑Jスポーツのキャラクター。こちらも可愛い


■代表戦 vsアルゼンチン

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自由席だと、遠足になっちゃいますね。
会員の先行入場に合わせて早めに到着。席を確保してもまだ二時間あるので、ボトル缶やロング缶でお酒をチビチビ。
オロナミンCのブースで、オロナミンCを一気飲み、お酒とチャンポンで少し気持ち悪く(笑)
オロナミンCは太っ腹で、顔出しパネルで写真を撮り、SNSで拡散するとポロシャツとタンブラーをくれました。
宣伝効果は大きいと思います。六月の代表戦のときも同様の催しをやっていたのですが、その数日後にオロナミンC六本入りをスーパーで買っちゃいましたもん。たまに飲むと、美味しいし本当に活力が出ますよね。糖分の量が多いから、毎朝出勤前に飲んでいました。

肝心の試合ですが、応援しているKubotaの立川ハルミチの活躍が少なくて残念でした。
最後のトライを生んだのはハルミチのショートパスからでしたが、れまで彼にボールが渡ることがあまりなかった。
結局バックスが活躍することが少なかったということだと思います。
あ、セブンスのレメキは流石の走力&体の強さで、何度も魅せてくれました。ゴールラインまであと僅かというところでタックルによる落球する場面があり、勿体なかった。

田村選手は前期のサンウルブスの時よりも、キックの精度が上がった気がします。やはりトップリーグが終了している時期に控えだと、勘が鈍るのでしょうか。もう代表の顔ですね。

球場の外に、弟の田村光がいました。フードを被っていたのですが、めざといファンには正体隠せず。女性に囲まれてました。イケメンですな。兄より素直そうだし(笑)

とにかくオールジャガーズのアルゼンチン代表に、いいように弄ばれた感じ。所々手を抜いてくれたのかしら…と思わせるほど、連携がバッチリで余裕を感じました。
一週間前の急増チームでは歯が立たないことは分かっていましたが、選手の皆さんも個人としての丸裸の力を試され、思うところはあったのではないでしょうか。

スクラムの強いジョージアに、完敗せぬよう祈るばかりです。

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↑大人よりも大きなバルーン型リポD。この後子供たちがわんさか乗って、ぶつかって遊んでました

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↑アルゼンチン料理店のミ・チョリパンが出店

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↑アルゼンチンのファスト・フード、チョリパン

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↑アルゼンチン代表、キャプテンのクリーヴィ

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↑ラグビーの説明映像を、コーチ陣が興味深そうに見ていました。キャラクターが力士みたいにボヨンボヨンしているんですよね

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↑アルゼンチンおなじみの熱き国歌斉唱、クリーヴィが神妙な顔

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↑お尻がパンパンです

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↑試合結果


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顔のないヒトラーたち [戦争ドラマ・戦争アクション]

満足度★75点

顔のないヒトラーたち Blu-ray

顔のないヒトラーたち Blu-ray

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray




■戦争犯罪を個人が償う意味

相次ぐヒトラー映画。ドイツ本国では氾濫するヒトラーものをどのように受け止めているのだろう。

常に自戒の念を呼び起こされるのか、自分とは繋がらない遠い過去のものとして捉えるのかー―この映画の若者たちのように。

ドイツ国民でナチスの行ったことがこんなにもすぐに風化してしまっていたことに驚いた。
日本では日本国民を鼓舞するために、軍部の行った非道を寧ろ喧伝していた報道の歴史があるが、ドイツでは違ったということだろうか。イツのみならず、ヨーロッパ全域で厄介者扱いのユダヤを純潔主義の志のもとガス室に送り込んだことは、国内で称賛されたことではなかったのか?
それが親の世代が口を閉ざしただけで、たかだか一世代隔てただけで、蓋がされてしまうということにただ驚いた。

戦争下では残虐の限りを尽くした人間が、平和になった街角でパンを売っている。

主人公の行おうとしていることは、自分等国民のために戦った同胞を、非難し貶める行為でもある。戦争という常軌を逸した条件下で、何が正気で正義であったかを問いただすのは見当違いなのかもしれない。
しかし個人の罪を問うことで、戦争下の人間がいかに非道になりうるかを世間に知らしめ、それにより戦争の抑止力として利用することはできる。

映画では積極的に人体実験に関わった医師が捕まえるべき最大の悪として描かれるが、逮捕されたのはほぼ一般市民だ。

この題材、同じドイツのベストセラー【朗読者】を思い出した。
主人公が思いを寄せた年上のきれいな女性も、同じように裁判にかけられた。
その時、彼女は言った。

「一体どうすればよかったんですか」

私も同じ立場だったらそう思う。
軍に逆らい自分の立場を危うくしてまで、ちっぽけな正義を貫けるのかと。
縁もゆかりもない人間に情けをかけることによって、家族や自分の安全を差し出せるのか、と。

難しい問題だけれど、やはり風化してしまうより白日にさらした方がいいのだろう、「人類の歴史」にとっては。
それがたまたま生きている時代に戦争が起きて、たまたま敵をいたぶった「元々は罪のない」個人が、わりを食うのだとしても。
歴史が埋没するかわりに、犠牲が必要なのだ。ただ、糾弾されるのが自分および自分の家族だったら、納得できるかはわからない。


>>一言メモ

話は変わりますが、本作はいい意味で教科書通りの撮影手法で、ほどよい行間をもつ、いい映画でした。

観客はガス室で行われたことはもう今さら聞きたくないし、残酷な描写を延々と語られても辛い。
製作陣もそれをわかっているのか、ガス室を生き抜いたユダヤ人の告白などは大胆にカットされている。

その代わり、聴取の時間の経過は、聴取している部屋のドアが徐々にズームアウトしていくことで表現したり、凄惨な内容は、中から出てきたタイピング係の女性が無言で涙を拭うことで表現するなど、無言の演出がされている。
随所にそういう、奇をてらわない基本の編集がなされた映画でした。


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