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8/12 ピクニックシネマ@恵比寿【アイリス・アプフェル 94歳のニューヨーカー】 [ドキュメンタリー]

●キノ・イグルー・・・http://kinoiglu.com/


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恵比寿ガーデンプレイスで開催中の「恵比寿ピクニックガーデン」のピクニックシネマに行きました。
毎年のように行われているけれど、初めて~。
家でもさんざん映画を見ているけれど、広い場所で大勢で見るのがやっぱりいいね。
直接話さなくっても、きっとこの人もあの人も、思い思いにいろんなことを考えて、映画を受け止めたんだろうなぁなんて、思いながら眺めると嬉しくなっちゃう。
主催はキネ・イグルーさん。代表の方からは映画への熱い思いを感じました。

■アイリス・アプフェル 94歳のニューヨーカー

アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー [DVD]

アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD

さて映画【アイリス・アプフェル 94歳のニューヨーカー】。 とっても素敵な映画です。
アイリスはインテリア・デザイン界では有名な人でしたが、ある個展をきっかけに大衆的にとても有名になりました。いまやトークショーやファッション界に引っ張りだこの彼女ですが、芸能界で有名になろうと思っていたわけではなく、自分の感性をそのまま表現できる場所で、自分に妥協せず仕事をしてきただけ。
そのあふれる好奇心と流行におもねらないスタイルが、人を惹きつけてやみません。
たかがファッション、されどファッション。何を選ぶか・どう着飾るかは、その人がどうありたいか・どう見られたいかに直結する。改めて、人は中身も大事だけど、中身が外見に反映するのだよ、ということに思い至りました。

彼女は決して人のファッションを馬鹿にしたり、悪口を言ったりしないそうです。
「何を選ぼうとその人の自由。たとえそれがダサクても」(意訳)。
他にも名言がたくさん発せられましたが、なかでも「冒険しなければ何もしないことと同じ」というのは刺さりました。アイリスを愛してやまない夫の「彼女といつまでも冒険したいんだ」という台詞にもキュンときちゃいました。

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最後の一本 [ドキュメンタリー]

満足度★80点

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↑三つの単純な形状で表せちゃう。ミッキーマウスと同じだね


世界で唯一のほ乳類ペ○ス博物館、人類第一号になるべく最後の一本をかけた闘いは、大笑いのあと、意外にも人生ってうまくいかないもんだな…とちょっと、というかだいぶしみじみしてしまう作品だった。
いくらペ○スが縮んでしまったとはいえ、アイスランドで冒険家として名を馳せているアランより、自分のペ○ス「エルモ」を有名にしたいと言って憚らないトムの方が、真面目で不器用で、なんだか可哀想。
人生に満足してない人はたくさんいるけど、彼が初めて見つけた生き甲斐が今回のエルモだったんじゃないかと思うと、ああ胸が痛い…。

しかもアメリカ人なのに、コーヒーじゃなくてティーバッグを好んでいるあたり、結構紳士なんじゃないか・・・(根拠薄)。

割と最初から勝ち目のないトムが、あれやこれやと夢を広げていく過程で、ぶつかる意外な障壁。
健康な部位を切除するために、法的にクリアしなくてはならないことが、結構あるのね。

しかしあれだけ奔走したにも関わらず、モタモタしている間に出し抜かれた(というかライバルのアランが死んでしまった)通知を受けたときの彼のショックな様子、言い様のない哀しさ。人生うまくいかないなぁ…。あぁ、もどかしい。

ところでエンドクレジットのエルモの漫画、結構な完成度だったのだけど、どこかで掲載されたのかな?それとも未完なのだろうか。

ちなみにアイスランドの「法的な長さ」は13センチ(だったと思う)、女性は案外挿入でイケないもんよ。
愛情と手…でなんとかなると思うから、そんなに気にする必要ないと思うけど(笑)



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それよりも、観賞後のトークショーがあって、面白すぎて本編の印象が薄れてしまった(笑)
「その日、ペ○スはエンタメになっ た~ペ○ス映画闘争史~」

〔開催日時〕 8月12日(水) 20: 45の回 上映終了後
〔登壇ゲスト〕 村山章さん(映画評論家)

要するにペ○スをが映りこんでしまったというか敢えてペ○スを撮った映画について、いつから日本でボカシがなくなったかという映画史を展開(笑)。パワポでスライドショーしつつ・・・というプレゼン方式ですな。

何章に分かれてたか忘れちゃったけど、「ペ○ス黒船到来」とか、「ペ○ス革命児」とか。
ボカシの定義は、要するに「エロい行為において、エロい気持ちを換気させる」つーこと。

その曖昧な映倫を困惑させた革命児はスピルバーグ。
なぜかというと、【シンドラーのリスト】や【アミスタッド】で裸をバンバンぶちこんでいるが、いくら映倫さんでも、恐れ多くも迫害シーンをエロには定義できないだろうと。
ということで、スピルバーグはアート系作品はチ○コOKという革命を起こしたとか(笑)

下半身を出すのが好きな俳優では、ハーベイ・カイテル(ピアノ・レッスン)やケビン・ベーコン。

時間がなく配給会社員からストップがかかって、最後までスライドを見せてもらえなかったのが残念(本人は至ってやる気だったが)。慣れないパワポで一生懸命プレゼンしていた村上さん、ご苦労様でした。

「女性のためにティンコを映す時代!」でセックス&ザ・シティが紹介されたのは嬉しかったなあ。
サマンサ垂涎のイケメン・シャワーシーンは、私もリモコン操作で一時停止したもの(笑)

しかし映倫がいかにも日本人的曖昧さでいい加減に対応してきたかがわかるなぁ。
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命の子ども [ドキュメンタリー]

★満足度85点

いのちの子ども [DVD]

いのちの子ども [DVD]

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2012/02/24
  • メディア: DVD

■宗教と人間の本質の矛盾がまざまざと

冒頭でパレスチナ人の少年が「ぼくたちはすでに死んでいるんだ。例え死んでも神のご意志だから怖くはない」と言うシーンがある。

それは、「息子を助けたいのは殉教者にするため」という、母親から発せられた言葉とリンクする。
難病で何人も子供をなくし、今度こそ息子を助けたいと一心に願っていた彼女の姿を、冒頭から同情しつつ固唾を呑んで見守ってきた観客は、度肝を抜かれる。
映画監督と同じように、私もその台詞には愕然とした。
ドナーを必死で探しあてたとき、安堵のあまり泣き叫んだ彼女の姿からは到底想像できない。
というかあまりに矛盾している。

案の定それは、イスラエルで治療を受けることに対して、同胞からの批判や嫌がらせを受けての弁護的な台詞だった。
しかし、全くの演技だったとも思えない。
日々ミサイルでパレスチナ人を殺しているイスラエル人が、なぜ命命と騒ぐのかと、皮肉めいた侮蔑を多少なりとも感じた。

原理主義者ではないにしろ、敬虔なムスリムたちのアラーに対する忠誠心はすごい。
わたしたちは、その考えがどのタイミングで彼女らに芽生えるのかを知らない。
感覚的にわからない。

でも息子を助けたいと思う母親の想いが、宗教の戒律に板挟みになっているのはわかる。
本当に宗教は彼らの心の灯火になっているのだろうか?

宗教による「頑なな思い込み」は弊害だ。
イスラエル人監督とエルサレムをめぐるやりとりで、歴史を認識しているにも関わらず、「あそこは私たちの土地」と信じて譲らないのは、通常ルーツを遡ってその発祥や所有を重んじる私たちの感覚とは違う。
「ユダヤ人は神との約束を守らなかったからエルサレムに住めなくなり、真に救済の神託を授けられたのはムハンマド」というのが、彼女たちの真実で真理。本当に、これでは中東の平和は永遠にのぞめないだろう。

しかし中東に江戸時代のような平和が続いたなら、「アラーのためなら命を惜しくない」と彼らにいわしめるだろうか。
西洋社会が中東を追い込んでしまったため、彼女らを頑なにさせているだけなのではないだろうか。

このドキュメンタリーで垣間見たパレスチナの惨状を見ると、いちいち人の死に対して敏感に心が反応していたら、とっくに狂人になってしまうだろうと思う。

イスラム教典には「攻撃や侵略をされたら戦ってもいい」とある。
それは正当防衛と同じ理屈で、その考え自体には特殊性はない。
絡み合った憎しみの連鎖は、中東だけの責任ではないと世界が自省しなくてはいけないのに、シオニストたちの移住で混迷はさらに加速した。

「私の息子の命がイスラエルとパレスチナの一大騒動になるのはおかしい」というのが、彼女の本音だろうと思う。
せっかく助かった命なのだから、登場した一家には、どうにか生き延びていって欲しいと思う。


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プロジェクト・ニム [ドキュメンタリー]

★満足度85点

PROJECT NIM [DVD]

PROJECT NIM [DVD]

  • 出版社/メーカー: ICON Entertainment
  • メディア: DVD
■知能が高いことによる新たな苦痛

リメイクされた【猿の惑星:創世記(ジェネシス) 】の原案になったという実話をもとに作製されたドキュメンタリー。
元に、というのも曖昧な表現になってしまうが、このドキュメンタリーが作製されたのは2011年。
当時の記録映像を織り交ぜながら、当時の関係者にインタビューしていく形式を取っている。
時系列によるインタビュー形式でありながら、ダラダラせずにすごくスリリングで面白い。

言語能力が先天性のものなのか後天性で獲得できるものなのかを調べるため、コロンビア大学の心理学者ハーバート・テラス教授がチンパンジーを人間同様に育てるという実験を行った。

ニムは紆余曲折を経て様々な環境で飼育されることになるが、関係者の独白が進むにつれ、ニムの一生が悪い物になるではという予感に支配され、その後の展開に目が離せなくなる。

結局ニムは、①テラス教授の知り合いステファニー一家⇒②大学助手らによる、大学施設で飼育⇒③霊長類センター⇒④新薬実験施設のモルモット⇒⑤③の所員ボブが裁判をおこす⇒⑥怪我をした動物を引き取っている牧場へ

という変遷をたどる。
強烈に思ったことは、どんな目的であっても一度飼った動物は最後まで面倒を見ることがいかに大事かということ。

①の大家族の母親、ステファニーは本来の目的である『観察』や『手話の実験経過報告』など一切怠り、ただ自然にあるがままニムを育ててしまった。これは教授の指導も悪かったと思うが、母乳で人間同様に育てたあげく、しつけを怠ったことが、後のニムの凶暴化に歯止めが利かなくなった原因では無いかと思ってしまう。

成長するにつれ肉体が強靱になるニム。
人間は成長するにつれ理性的になっていくが、ニムは逆行するように本能が抑えられなくなっていく。
②の女性手話指導員と研究助手、⑤の牧場に遊びに来たステファニーに大けがをさせている。

トイレを覚えたり着替えを自分で行ったりと、他の猿よりも知性を獲得しているように見えるが、生殖器の発達とともに野生が爆発してしまうのが結局は獣ということなのだろうか。
それとも①と②の母親役から引き離されたのが怒りの引き金になってしまったのか。
それとも、動物の性として女性人間を弱い者と認識し、自分の元から離れたメスに対して怒りのままに制裁を加えたのか。 (その証拠に、10年後に訪れたボブにはおそいかかっていない)

しかし根本は人間が悪く、「結局、動物は動物」と始末できることではない。

霊長類センターに預けられたニムは、他のチンパンジーから孤立してしまう。
テラス教授や所員のボブは、「手話ができるなら、チンパンジーの群れの優位に立つ」と考えていたが、実際は違った。
チンパンジーを見るのも初めて、触るのも初めて。
彼は、人間でもないチンパンジーでもない存在になってしまった。

大学研究員から引き離されたときの絶望の表情。
また、テラス教授がセンターに一度だけ訪れたときの驚喜の様子。
そのときの様子は胸にいたい。
研究は打ち切られてしまったが、明らかにニムには、人間とふれあっていたことによる感受性の発達がうかがえた。
それは獣にとって幸福なことなのか、いなか。

ニムにとって一番の救いは霊長類センターのボブ。
彼はセンターにいるあいだ、逆に手話を覚え、ニムと信頼を築いていく。
センターが解体され動物実験施設に入れられた後、「人間に飼われた動物には残酷」という告発文で、ニムを原告にして裁判を起こす準備をする。 やはり彼も、人間が介在したことによってニムに知性をみてとった一人なのだ。

裁判騒動のさなか、引き取られた牧場は偶蹄目専門の牧場で、巨大な檻の中で再び孤独になるニムをしきりに気にしていたのもボブだった。牧場主から接近禁止命令まで出されてしまう。

ボブがやっとの思いで再会したとき、襲われなかったことに心打たれた。
ステファニーとボブの違いはなんだろう。
(誤解とはいえ)それほど「母親」に捨てられた怒りというのはすさまじいのだろうか。
それとも、ボブは最後まで見捨てなかったというのがニムに伝わったのだろうか。

檻越しに対面するボブにただ、「遊ぼう」と示した手話に涙した。

科学や医療の恩恵にあずかっている身としては、動物を使用した実験に全て反対とはいわない。
人間が人間として種の保存をしていくために獲得したのが知恵なら、それを駆使するのは自然なことではある。
ただ、繰り返すけど、一度人間が関わった動物に対して最後まで責任を取らなければならないと改めて思った。
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100,000年後の安全 [ドキュメンタリー]

★満足度95点

■わかったのは「管理できない 」ということ

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100,000年後の安全 [DVD]

100,000年後の安全 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アップリンク
  • 発売日: 2011/12/22
  • メディア: DVD

私たちの基本的な生活って、こんなに巨大なシステムがないと成り立たないんだっけ?
人間の基本的な幸せって、「食う・寝る」ことで、それって何万年も前から変わってないのに。
娯楽の三大分野も「音楽・絵画・小説」で(今は映像も含まれるかもしれないけど、それもその3つの複合芸術と広義に当てはめるなら)、それってやっぱり昔から変わらない。
何が言いたいかというと、現代はあまりにも「本当は必要ないのに必要だと刷り込まれてしまっている」物が多すぎる。
人間の増加と科学・医療の進歩は比例する。ある人が開発したものが多数の人間に研究され受け継がれ、それに伴って安定化した生活でまた人口が増える。そして人口が増えれば大量消費社会が待っている。
新品さえ使っていなければ「ゴミ」と定義するなら、世の中はゴミだらけである。デッドストックは無限にあるのに、資本主義は金のない所には物はやらない。
必要もないのに生み出される物たちは、大量の人間の雇用を生み出さなければならないので、造らないわけにはいかない。政治家は循環型社会へ調整しなければいけないのに、道路族やゼネコン族は、ゴミと定義したい、無用の長物を多数作って来た。
そうしてエネルギーを貪り続け、とうとう原発という、核の平和利用の名の下に、戦争後の世界のパワーバランスをとるための無用の長物が生まれてしまった。

この映画で語られた言葉が恐ろしい。
Q「核を無害化することはできないのですか?」
A「理論上は可能だが、物理的に不可能だ」

いったん暴走したらコントロールできず、なおかつその存在を維持するために莫大な維持費がかかるものを、無用の長物ではないとするなら一体なんと呼べばいいのか。
極論だけど、もし電気がなくなっても、人間は順応するだろう。暗くなったら寝て、旅行は歩ける範囲。衣類は大切に手洗いする。ネットがなければ近所の人と触れ合い、出合った人を大切にすりゃいい。今から急には無理だろうケド、きっとその生活なりの「ささやかな幸せ」は、現代で感じる「ささやかな幸せ」と大して変わらないのじゃないか。

監督のマイケル・マドセンは、マイケル・ムーアのように自己主張をするわけではなく、映画は一見淡々と進んでいく。数あるドキュメンタリーと同じでインタビュー形式であるが、コンパクトにまとめられているし編集がいいので飽きずに見ることができる。何より「オンカロ」の断片的な映像が非常にアーティスティックで、尚且つ不気味で印象に残る。

映画の主旨はオンカロに収められた核廃棄物の危険性うんぬんはすっ飛ばして、オンカロに収められた廃棄物が「無害化」するのに10万年かかるため、いかに「未来人」に向けてこの施設が「危険」だと伝えるか、だった。
オンカロは100年後に高濃度核燃料廃棄物を収容して、「永遠に」閉じられるそうだ。
ちなみに10万年前はネアンデルタール人が闊歩していた。それだけでどれだけ荒唐無稽なプロジェクトかがわかる。
でも廃棄物がある以上、埋めなきゃいけないわけで、なおかつ未来人に暴かれちゃいけないワケである。
果たして未来人が、退化しているか進化しているかはわからない。
現代の文明が途切れることなく継続しているかはわからない。


・石に文字を彫った標識や、オンカロを説明する書庫を造る。
・オンカロのデータを未来人に受け継いでいくための法律を作る(否決されたらしい)。

などなど、一見馬鹿馬鹿しいが真剣に論じられているワケである。
オンカロに収められた放射能廃棄物の「室(むろ)」は約500m、そこまで掘削できる技術を有するなら、未来人は「知識人」だから、ここが危険だと認識できる可能性は高い、と言う人もいた。
(しかし、中世のフィンランドで300mも掘削できる技術があった。科学は今よりもちろん発達していない)

しかし、自然災害によって、オンカロがダメージをうける可能性がある。
ウランやプルトニウムが枯渇したら、廃棄物はたちまち燃料の宝箱になる。奪い合いのために戦争が始まる可能性がある、という意見もあった。
私はこちらの可能性の方が高いと思った。オンカロは閉ざされる事なく資金難で放置される可能性もある。

問題は、人間が「10万年」も無害化できない物質を作ってしまったということ。そして、プロジェクトに携わる人間が、10万年も施設が維持されないだろうと、語らずとも悟っていること。

現在の先進国と同じレベルを中国全土(とどこかだったが忘れた)の人間が求めるとすると、「一日3つの原発」が必要になる計算らしい。私たちが「作らないで」と思っても、どこかで原発ビジネスは行われる。だけど、何もしないで傍観しているだけじゃ、自分が死ぬとき後悔しそうだと思った。

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アースデイ~HOME 空から見た地球 [ドキュメンタリー]

★満足度∞

HOME 空から見た地球 [DVD]

HOME 空から見た地球 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD

リュック・ベッソンプロデュースのドキュメンタリー〈HOME〉。

今までのエコロジードキュメンタリーより、より統一性があって私たちに問題意識をはっきりさせる映像だった。
人間も含め、どんな動植物たちもすべて同じ距離感で撮影されている。だから、人間の営みは他の動物たちとそれほどかけ離れているように見えない。

でも人間は、確実に自然を蝕んでいる、なぜこれほど小さいのにこんなにパワーがあるのだろう。
日本地図を見ながら、人口分布に凝視しつつ、人間がうごめいてるのを想像した。1日10km程度歩いただけで疲れてしまう人間。一人一人の力では微々たるエネルギーしか発揮していないはずなのに。

ふと、蟻を連想した。住みやすくするため地面に穴を掘り、ありとあらゆる物資を持ち去り、時には地上にも巨大な巣を作る。自分たちより10倍以上大きな物を殺し、自分より2倍以上の物を運ぶ。そのアリが地球儀にざわざわ蠢いているのを想像したら、「地球規模」の距離感が縮まってきた。

この映画の映像は、エコ物にありがちな、都会に住むものにとっては絵空事のような漠然とした動物の生態でもなく、アフリカのビクトリア湖などの局地的な生態系の乱れにクローズするでもなく、人間も生態系の一つという実感を与えてくれた。

最近全体的に、バカの一つ覚えのように北極だけ騒がれている感があるが、南極の氷が溶け出して海に流れるほうが体積が増えるのに、それはあまり警鐘されていない。CO2の排出権を売買したって、CO2自体の排出量が減らなければ意味がない。北極のみならず、永久凍土が溶けると閉じ込められていたメタンが放出され、さらに温暖化が加速するという。
恐ろしいことに、与えられた情報だけしか「起こっていない」と思っている人が多い。

私は以前、地球が危ないというフレーズに違和感を感じていたが撤回する[バッド(下向き矢印)]地球は自浄作用があるから、人間が生きていけなくなる世界になる、ということで「人間が危ない」にした方が訴求力があるのでは、と思っていたからだ。しかし、この映像をみたあとに、植物・土・バクテリアなど、地球上いたるところに生き物はいて、イコール地球なんだと思い直した。鼻白むくさいフレーズかもしれないが、「地球が危ない」で間違っていないのだ。

急速なバランスの変化で全ての動植物に悪影響を与えてるのは人間なのに、なんて独りよがりなことを思っていたのだと反省した。


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コマンダンテ [ドキュメンタリー]

★満足度70点

コマンダンテ COMANDANTE [DVD]

コマンダンテ COMANDANTE [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD

ちょうどマイケル・ムーアの【シッコ [DVD]】にも登場してきたキューバ。
キューバ革命の立役者、そしてキューバの最高指導者だった前カストロ議長のドキュメンタリーだ。

オリバー・ストーンが密着し、とても濃厚で政治的にも『ここまでいっちゃっていいの?』という内容になっているせいか、アメリカではやむなくお蔵入りとなってしまったらしい。
キューバ=悪と国民を洗脳しているアメリカにとって、非常に都合の悪い話も語られているからだろう。

『キューバ危機』など、当時のことも赤裸々に、カストロは彼から見た真実を真摯に語っていた。
彼は権力欲ではなく、自分の理想を実現するのに貪欲だ。
権力欲は権力の座についた時点で満たされるものだが、彼はそこからがスタートだった。
カストロの理想が、国民を置き去りにせず、両者の欲求がほぼ満たされているように思える。

もちろん亡命するスポーツ選手のように、天井知らずの給料を求め流出する場合もあるし、キューバ国内にも日本人のわからない不自由さも沢山あるのだろう。

しかし100%国民が満足する国などありえない。
娼婦は10人に1人、大学進学率は全人口の1割にも満たされなかった国が、それらの大幅改善に加え、留学生の授業料は無料で、医療費も無料、食料自給率は70%になった。

独裁者という響きは善くないものをイメージさせるが、もしかしたらアメリカの情報操作に日本人も洗脳されてるのかもしれない。


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シッコ [ドキュメンタリー]

★満足度というか衝撃度90%

■ヒトごとじゃない!
シッコ [DVD]

シッコ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: DVD



これはヒトごとじゃない。

アメリカはいわゆる国民健康保険と言うのが無い。
民間の保険会社に入らなければいけないのだが、日本でもお馴染みの通り、民間会社というのはあの手この手で保険金が降りないように仕向ける。『その疾病は対象外です』とかなんとか言って。
アメリカはそれがいくところまでいっているらしく、自分が契約している保険の対象外の手術は100%とられるので高額で支払えないことが多く、保険内でも保険会社の認可がなければ治療してもらえず、救急の場合でも会社と契約外の病院では診察を断られ(治療できるのに!)、やむを得ず諦め死に至るケースも劇中に出てきた。もちろん救急車も有料だ。

一番衝撃的だったのはお金の無い病人をタクシーで連れだして路上に放置する映像だ。
肋骨の折れている老人でさえも。

日本の『ベッドがいっぱいでたらい回し』という理由がしょうがないと思えるくらいだ。
医療関係者とベッドが足りないと言うやんごとなき理由があるから(それも鵜呑みにはできないが)。

要するに医療保険を使わせなかった人ほど昇進でき、治療を断る医師は昇進でき、そして国民皆保険を導入を阻む政治家は保険会社に天下りできるというシステムができあがっている。
ヒラリーは国民皆保険を導入しようとしたが、潰された[バッド(下向き矢印)]

キューバ、フランス、イギリスなどはタダで治療が受けられる。マイケル・ムーアは9・11で傷ついたボランティアの人を呼び、キューバで治療を受けさせた。

超契約社会の実態、それは資本主義が行き着くところに行くと、独裁にもなりえるということなのかも知れない(米は社会主義を一番恐れているのに)。
だって利益をむさぼってるのは大統領含む一部の政治家たちなのだから。

介護保険料が請求されている今、日本の社会保障も破綻の道を歩み始めている。


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北極のナヌー [ドキュメンタリー]

★満足度85点

北極のナヌー プレミアム・エディション [DVD]

北極のナヌー プレミアム・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


数あるネイチャー系の映画の中で、どれを観ようか迷ってるなら迷わずお薦め。
北極を舞台にしたドキュメンタリーで一番心に響きました[ぴかぴか(新しい)]

白熊とセイウチの赤ちゃんを主役に見立てて疑似ドキュメンタリーのように編集されているけど、登場する動物たちの表情はみな本物。【ホワイトプラネット】よりも編集が飽きさせなくてよかったと思う。

特にナヌーと母親が弟の死体の側に寄り添う時の表情に泣けました[もうやだ~(悲しい顔)]
熊がこんなに悲しそうな顔するなんて・・・ナヌーが沈む母親を一生懸命なめる仕草に、心の奥底を突き刺されたような痛みが走りました[たらーっ(汗)]

氷でスライディングして遊ぶ熊、セイウチがげっぷかオナラをしてる映像は本当にユニーク(^O^)

特に、セイウチは母親の他に子守役がいるという発見は凄い!
子供セイウチを守る為に立ち向かって行く子守セイウチの姿と、母白熊がわが子を独り立ちさせた後に見送る
表情が、生きることただそれだけを感じさせてくれました[わーい(嬉しい顔)]


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靖国 [ドキュメンタリー]

★満足度25点

 

靖国 YASUKUNI [DVD]

靖国 YASUKUNI [DVD]

  • 出版社/メーカー: CCRE
  • メディア: DVD
 
 

まず映画としてどうかと思う。基本的なこと…声音、映像、間のとり方。

靖国刀を今でも作っている刀匠へのインタビューは肉声が聞き取れないし、監督も片言の日本語なので聞き取りづらい。
画像は素人がハンディカムで撮った以下レベル。

ドキュメンタリーだから臨場感を…という言い訳は聞きたくない。伝えたいと言う意思があるのなら、もっとなんとかすべきでは…。
揉めるほどの映画でもない…な。

靖国刀のことをきかれた刀匠は黙りこくってしまうが、戦争については容易に答えられないのかと思ってこちらは身構えるが、カメラはずっとパンしたまま・・・何分たった?
もしかして単に質問を聞き取れていないのではないか…などと、邪推するほど(隠し撮りだと後で訴えられたし)。

靖国神社で起こった様々な出来事を知れたのはよし。

台湾人が合祀取下げを訴えに来たが、問題が長引いているなら受け入れるべき。靖国神社に入りたい人だけ入ればいいじゃないかと言う日本人遺族もいた。それが一番の解決策だと思う。

はっきりいって、日本人は「日本の為に戦ってくれてありがとう」と思ってお参りに行くのではなく、「安らかに眠ってください」という鎮魂の意味で お参りしていると思う。そこが外国に伝わっていないんではないか。
だから、その点の国民性を政府がきちんと説明したら、印象もちょっと変わるのではないか、とも思う。

しかし結局こういった問題は、戦争当事者や遺族だけが訴えるべきで、戦争を知らない世代がとやかくいうことではないと思う。
中国人の学生が戦後60周年記念式典に抗議に来たが、イタズラに混乱させるだけ。落ち着いた怒りを表明する当事者や遺族と違って、攻撃する相手を吹き込まれた教育をされた後世の人達の、無軌道な抗議活動が目につく[ふらふら]

国だけがなんとかできるのにナアナアにすまそうときている感が[バッド(下向き矢印)]

浄土宗(確か)の僧侶が、国は戦死者を弔うとして奉っているから合祀取下げはできない、と言い訳するという。
『戦争で死んだ魂は国のもので遺族のものではない』形になっていると。

魂という概念の問題は、結局生き残って死んだ人を弔う遺族の気持ちの問題なのに。

不毛ですね[ダッシュ(走り出すさま)]

余談だが、映画で『西郷隆盛が唱えた天皇陛下バンザイ・・・』というスピーチをしている人がいたが、幕末に薩長内閣が明治を作ってから、日露・日清と戦争に明け暮れてきたのは、幕府を倒し天皇陛下を奉って外国を倒すという『尊皇攘夷』思想が仇になったものだと感じる。
征韓論を唱えた西郷が韓国で戦争をおこしていたら、彼は英雄ではなく戦犯扱いだったかもしれない。

それを考えると、明治以降の日本は果たして正しい歴史を歩んで来たのか、はなはだ疑問を感じる。

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