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ミケランジェロ×ダ・ヴィンチ展 [■ART]

●HP・・・http://mimt.jp/lemi/

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↑ミケランジェロの素描


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ダ・ヴィンチの素描


いやぁ~わかってはいたけれど、素描ばかりで地味でした。
地味だけど、完成品の素晴らしさではなく、そこに至る過程の面白さ。
絵を描くことが趣味、もしくは学んでいる人は大変勉強になるし、デッサンの狂いや書き直しの様子を見て、天才も凡人と同じ過程を経て精進していくのだなあと思うと、少し親近感がわく。

努力することにへこたれている人にとっては、彼らの足元にも及ばないかもしれないが、よしやろう!と発奮する材料にもなる。
それぐらい素描は基礎の基礎だと再認識する展覧会。

描きかけの足、馬の尻、描きたいところだけ描きちらしたパーツ。そのひとつひとつがものすごい立体感。
同時代に生きた二人の天才の、デッサン力の甲乙はつけがたい。 二人とも精密に筋肉を描きあげ、それは絵と言うよりも解剖図のそれに近い。

ダ・ヴィンチは「全ての筋肉を書こうとすれば、まるでクルミがたくさん入った袋のようになってしまう」ので、描きたい部分を選ばなくては駄目だと弟子に言っていたそうです。
ただダ・ヴィンチは自然そのものの構造に興味を拡げていったのに対し、ミケランジェロはあくまで人間の内面性を表現することに終始していたと思う。
晩年、生きているような写実的な彫刻から、モディリアーニのような抽象的な彫刻に変化していったのは、あくまで新しい人体表現を追求していった表れだと思う。
対してダ・ヴィンチは、水車、要塞、飛行機など自然の摂理の法則性を応用することに魅入いられていった。

絵画においては、ダ・ヴィンチの女性の肉体はどこか固いゴムのようで顔も中性的だし、個人的にミケランジェロの方が好み。
女性は女性らしく、男性は男性らしい。 ミケランジェロの掘り出す完璧な美しさは、自然に存在する人間よりも美しい。

みよ、この【ジュスティニアーニのキリスト】の顔を。 ふしくれだった、今にも動き出しそうな手を。
エロスを一切排除した、非人間的な完璧な人間は、神を信じていない私から見てもひれ伏したくなる神々しさ。
しかしこの彫刻、彫っている途中で大理石に瑕が現れたから途中で放棄したとのこと。
ミケランジェロは他にも途中で壊そうとした彫刻があり、弟子たちが必死で止めたという逸話があるが、まったく信じられない話である。別の彫刻家が完成させたそうですが、よく後世に残してくださいました。


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↑撮影可能なミケランジェロの彫刻
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↑見よ、このお尻を

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メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド [■ART]

●HP・・・http://www.mmm-ginza.org/top.html


ギンザ・グラフィック・ギャラリーに隣接しているMMM メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド】
こちらは世界のミュージアムショップのセレクトショップ
撮影OK、見ているだけでも楽しい。

大英博物館のロゼッタストーン・グッズは笑える。ブロックメモやネクタイ、ハンカチーフ。
靴下は目立たなくていいかもしれない(笑)
1階から3階まで各階エレベーターで移動しなければいけないのが難点ですが、ちょっと変わった贈り物をしたいときに便利そう。
パリ・ミュージアム・パスも取り扱っているので、フランス旅行に行く方は買っておいてもいいかもしれない。

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ロマン・チェシレヴィチ 鏡像への狂気展 [■ART]

●HP・・・http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

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美術館のポータルサイトを見ていて、目に飛び込んできた不可思議な鏡像。
これは見に行かねばと思い、【ギンザ・グラフィック・ギャラリー】に足を運びました。
チェシレヴィチはポーランドを代表するグラフィックデザイナー。
彼については今回の展覧会で初めて知ったので、詳しいレビューはかけませんから、本当に思いのままを記します。
鏡像作品以外にも「KAMIKAZE」と題した雑誌に掲載された写真、様々な催しの大型ポスターが並び、そのシンプルかつ大胆な構成、カラフルだけど全くごちゃつきのない配色に一気に心奪われました。
モナリザが人民軍に身を包み、アルブレヒト・デューラーが一つ目になりぎょろりと上向く。

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シュールレアリスムを彷彿とさせる幻想的なコラージュ。
第二次世界大戦や冷戦が彼の人生に陰を落としているのか、作品の全体的に激しい批判を内に秘めた、暗く暴力的イメージがつきまといます(いかんせん作品タイトルやタイポグラフィーがポーランド語なのでよくわからない)

そういった異形の艶めかしさについつい引きずり込まれてしまいそうになりますが、現に戻り客観的に眺めるとそのデザインの素晴らしさに気がつく。
アドルフ・ヒトラーとフセインを=で結ぶ赤の使い方。
モノクロのなかのCMY、隙間を埋めるための色ではなく、一つ一つが際立ってる。
神(キリスト教でいうところの)と悪魔と人間とキリストと仏陀とマホメットを同じ面積で分割して並べた見開き。マホメットだけ白紙という表現に、思わずうなる!(イスラム教は偶像崇拝を禁じているので)

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とにかく一つ目の魔力に取り憑かれたような作品群は、太古の神々の時代のティターンを彷彿とさせる神秘さも持っているし、異形な物を見ずにはおれない人間の、背徳心をも刺激する。
その甘美な罪悪感を味わいながら、蟻地獄に引きずり込まれるような感覚。

また、印刷する際の「網点」が、大きく引き延ばされて一種のリズムや統一感を与えているように思う。
この時代の手法がよくわからず恥ずかしいのだが、これはA4くらいの印刷物をA1より大きく引き延ばした結果なのか、それともシルクスクリーンを原寸で転写した原画を印刷したのかが、わからない。

なんにせよ作品がほぼ「印刷物」なので、近づいてみると網点だらけになるのはしょうがなく、これならば是非コラージュ作品などの原画(原型)も見てみたいと思った。

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2017/6/17 日本代表vsアイルランド パブリックビューイング@さいたま新都心 [■スポーツ観戦]

土曜日はラグビー日本代表のパブリック ビューイング。
さいたま新都心のスーパー アリーナ近くのけやき広場に350人ほどが詰めかけました。
Panasonicワイルドナイツの選手で、今は熊谷市の職員の方と、ご当地アイドルの方が司会進行。
会場ではリポビタンDと小さな巾着袋をくれました!

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↑始まる前のようす

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圧倒的パワーの前にミスを連発して空回り していたJAPAN。アイルランドは特にこれといった天才的なプ レーを誰かがするわけではなく、基本に忠実なプレーを真面目に行うといったチームに思えました。
ジェイミー・ジョセフも怒ってましたが、 もっと突っ 込めば取れたボールを取り損ねたり、ハイパントを取ったのにすぐ取り返されたり、アグレッシブじゃないというか、選手のなかでも気持ちにムラがあるよう に感じました。
ティモシー・ラファエレが怪我して出れなかったのは残念です。
最初のトライは誰? というクイズにラファエレを推してたから (笑)
来週こそはチーム一丸となって一矢報いて欲しいですね。

※ちなみに今回、現地静岡のスタジアムではチケットばらまきで興味のない他の部活の子まで巻き込んで強制動員したようですが、そういう運営は良くないと思います。興味のないものを無理矢理見せると、ファンになるどころか嫌な思い出になりアンチになってしまうと思います。


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↑青蓮で腹ごしらえ

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メッセージ [SF]

満足度★85点


http://www.message-movie.jp/

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■たとえそれが閉じた輪だとしても

深い余韻が胸を満たした。
もう一度、ゆっくり見返したい映画

辛い未来が待ち受けているとわかっていても、自分は 同じ選択をするだろうか?と自問する。

ヘプタポッドの言う通りだとしたら、人間が互いに争いをやめ、融和をしなければ彼らの未来が危ういということ。
しかし彼らの到着により、人間達は疑心暗鬼に陥り、 さらに分断する恐れも生じた。
この矛盾、ルイーズの登場で回避できるということすら、彼らのなかでは折り込みずみだったのだろうか。

ルイーズが持つ「武器」は、彼女が元々持つ能力なのか、ヘプタポッドと (間接的に)触れあうことで引き出されたものなのか曖昧でもあるし、未来がわかってしまうということは、全宇宙の運命は決められたものであるのか?という疑念も湧く。

しかしそんな疑問は全てうっちゃって、ルイーズが我が子を失うとわかっていながら、それでも精一杯愛することを決意した場面に心を揺さぶられた。 子供のこと、今目の前にある危機、全ては「今自分ができる最善のことを行う」というルイーズの行動に集約されていく。

宇宙は閉じた輪だとしても、その輪はヘプタポットの文字のように蠢き形を変えるかもしれない。
これからのルイーズや人類の選択によって、未来が変わっていくのかもしれない。

ルイーズがイアンに余計なことを言わず、二人がずっと一緒にいたら、未来はどうなっていくだろう?


【インターステラー】でもキーワードだった愛。人類が情愛をもって最善の選択をしていけば、未来は明るいのかもしれない。 たとえそれが極論でありそして理想論だとしても、憎しみで社会が分断の方向に向かっている中、こんな風に希望を持たせてくれる話があってもいいと思った。

インターステラー [Blu-ray]

インターステラー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray

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